【備長炭・白炭】
低温から高温まで繊細な火力調整を求める時、素材そのものの風味を活かしたい時に最適です。
白炭(しろずみ)は、硬く、火持ちが良く、火力調整も自在です。原料となるカシなどの木材を炭窯でじっくり炭化させ、仕上げに窯の中に空気を送り込み1000度以上で燃やす「ねらし」の後、灰と砂をまぜた「素灰」をかけ急速に消火してつくられます。
白炭は金属のように硬いため、火つきが悪く、急激に熱すると爆ぜますが、ひとたび安定すると火力が長時間続き、うちわ一本で低温から高温まで火力調整も自在です。なかでも国産備長炭は全国のこだわりの料理店で使用されています。
■土佐備長炭
高知県で製炭される日本三大備長炭です。ラオス備長炭などの外国産に比べ、手にしてわかるほどずっしりと重く引き締まり、安定した火力が長時間続きます。国産ならではの高品質で、比較的お求め易い価格が好評です。
■ラオス備長炭
東南アジアのラオスで製炭される備長炭です。火力・火持ち・灰の量は国産に劣りますが、国産に比べて柔らかいため跳ねが少なく、火付きも良く、国産に比べ安価です。